AIに仕事を頼むときの3つのコツ。「使えない」の原因は頼み方にあります

「一度使ってみたけれど、当たり障りのない文章しか出てこなかった」——AIを試した方からよく聞く感想です。ですがこれ、多くの場合AIの性能ではなく頼み方の問題です。渡す情報を3つ足すだけで、出てくるものが変わります。特別な知識は要りません。

役割・材料・出力形式を整理してAIに依頼するイメージ
「いい文章を書いて」では、いい文章は出てきません

なぜ当たり障りのない答えが返ってくるのか

AIは、たくさんの文章を読んで「次に来そうな言葉」を選んでいる仕組みです。だから情報が少ないと、誰にでも当てはまる無難な答えに寄ります。「ホームページの文章を書いて」だけでは、どの会社にも使える文章にしかなりません。

逆に言えば、あなたの会社にしかない情報を渡せば、あなたの会社の文章が出てきます。コツはこの一点に尽きます。

コツ1:役割を決めてあげる

最初の一行で「誰として書くか」を指定します。

誰が・誰に向けてを決めるだけで、言葉づかいと内容の選び方が変わります。

コツ2:材料を渡す(ここがいちばん効きます)

AIはあなたの会社のことを知りません。箇条書きで構わないので事実を渡してください。きれいな文章にする必要はありません。

創業1998年/社長ともう1人の2人/鶴見区と神奈川区が中心/足場は自社で組む/ 見積りは現地を見てから/急ぎの仕事は断ることがある/お客様は50〜70代の戸建てが多い/ 「他より安くはないが説明が丁寧」とよく言われる

この8行があるかないかで、出てくる文章はまったく別物になります。「他より安くはない」のような都合の悪いことも渡してください。そこが具体性になり、読む人の信頼につながります。

役割・材料・出力形式を整理してAIに依頼するイメージ
手元のメモをそのまま渡す。これが一番効く使い方です

コツ3:出してほしい形を指定する

長さ・構成・トーンを先に決めておくと、手直しが減ります。

とくに「案を3つ」は効きます。1つだと良し悪しの判断がつきませんが、3つ並ぶと「2番目のこの言い回しがいい」と決められます。

そのまま使わない。必ず3つ確認する

AIはもっともらしい間違いを平気で書きます。公開前に必ず見てください。

  1. 事実が合っているか ── 創業年、資格、対応エリア、営業時間。渡していない情報を勝手に補っていることがあります
  2. 言い過ぎていないか ── 「業界No.1」「絶対に」「必ず」。根拠のない優良誤認は景品表示法の問題になります
  3. 自分の言葉になっているか ── 声に出して読んで、普段言わない言い回しは直す。ここで「その会社らしさ」が出ます

入力してはいけない情報

無料版のAIサービスは、入力内容が学習に使われる設定になっていることがあります。次のものは入れないでください。

使うのであれば、設定画面で学習への利用をオフにできるか確認するか、業務用のプランを契約してください。個人情報を扱うなら、これは必須の手順です。

今日から使える場面

場面頼み方の例
お客様への返信メール「この問い合わせに、丁寧だが堅すぎない返信を200字で。3案」
施工事例の説明文「写真の状況はこう。使った材料はこれ。100字で事例紹介を」
よくある質問づくり「この業種で、お客様が申し込み前に不安に思うことを10個。それぞれに答えも」
チラシの見出し案「この内容で、20字以内の見出しを10案。煽らない書き方で」
長い文章の要約「この文章を、要点3つの箇条書きに」

私達の現場から

私達の現場でも、AIには下書きと案出しまでを任せ、事実確認と仕上げは人がやる、と決めています。うまくいかない相談を伺うと、ほとんどが「材料を渡していない」ケースでした。手元のメモをそのまま貼り付けるところから始めてみてください。

ホームページの文章づくりでお困りでしたら、お聞きした内容をもとに私達が下書きまで作ります。まるっとお任せプランはサーバー代12ヶ月込みで88,000円(税込)です。「何を書けばいいか分からない」という段階でもご相談ください。

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